小学部・国語科「秋の俳句創作」紹介!

こんにちは。英泉塾国語科の渡辺です。
英泉塾では小学生国語クラスの授業の中で「小学生俳句コンクール」を行い、子どもたちの感受性や表現力を養っています。
先月は秋の俳句創作を行いました。

生徒たちは楽しく秋の俳句を作ってくれました。
目にした風景をそのまま言葉におきかえたものや、技巧を凝らして自分の想いを表現したもの、思わず吹き出してしまうようなユーモアたっぷりのものなど、この秋も生徒一人ひとりの個性が色濃く表れた作品がたくさん誕生しました。
ぜひじっくりご鑑賞ください。

【小学生俳句コンクール秋】

食え食えと こちらを見つめる サンマかな
六年 T.Mくん

秋(あき)麗(うらら) 木の実ころころ 虫りりり
六年 K.Tさん

秋さびし 足音聞こえる 塾帰り
六年 M.Uさん

月見上げ あなたのような 紅(べに)紅葉(もみじ)
六年 A.Sくん

地面けり 空をとんでく とんぼたち
五年 H.Yさん

富士山が 顔をだしたぞ 秋おわる
五年 R.Aくん

いもほりや ピンクの地面 ハッピーだ
四年 R.Iくん

くさすぎる ぎんなんばくだん ふんじゃった
四年 H.Sさん

かきがなる 空オレンジか かねがなる
三年 J.Yくん

目次

埼玉県公立高校入試の国語に出題される俳句や短歌の問題とは?

ところで、埼玉県の公立高校入試の国語では、ある時期まで『俳句』や『短歌』にまつわる問題は長い間出題されませんでした。
しかし近年、俳句や短歌にまつわる問題がちらほら見られるようになりました。

そのうちの一つがある季語に関するものでした。
皆さんは『七夕』いつの季節の季語かご存じですか?
『俳句』について詳しく学習する前の小学生・中学生は、現代の季節感に照らし合わせて『夏』の季語と答えます。
とても自然な考え方ですよね。
しかし、これは残念ながら不正解です。


『桜』は『春』の季語、『蝉』は夏、『紅葉』は『秋』、『雪』は『冬』の季語です。
これらのものは、現代の季節感とずれていません。
ところが、暦に関係の深い季語については、旧暦の季節感に当てはめて考える必要があります。
旧暦の1~3月は『春』、4~6月は『夏』、7~9月は『秋』、10~12月は『冬』という風に対応が決められているのです。

もうお分かりですね。

そう、『七夕』は7月7日ですから、『秋』の季語となるのです。
ついでに言うと、『七夕』と関係の深い『天の川』も『秋』の季語になっています。


では最後に、この季語はいつの季節のものかわかりますか?
宿題にしますので、今年中に正解を調べてみてください(笑)

『去年今年』(こぞことし)

① 新年 ② 春 ③ 夏 ④ 秋 ⑤ 冬 ⑥ 無季

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