受講生たちの感想シート
内容のまとめ&感想シートを、一部ここにご紹介します。
本のタイトル: 王さまめいたんてい
この話は、遊ぶのが好きで、勉強が大きらいな王さまシリーズです。今回は、王さまが名探偵になったり、魔法のフライパンで不思議な料理をつくったり、豆つぶのように小さくなったりする、ハラハラドキドキのストーリーです。ある日いつも大臣にしかられてばかりの王さまは、名探偵になって大きな事件を解決して、大臣にいいところを見せようとしかけますが…、またもや王さまがやらかすわんぱくで笑える話です。
この本を読み、私は少し自分に似ているなと感じました。なぜなら、王さまの楽観的な考え、目立ちたがり、わがままなところが全く同じで私の性格だからです。決して良い性格ではないなと自覚しているのですが、やっぱり直りません。特におっちょこちょいな所もそっくりです。でもそんな王さまでも時にはやさしく、時にはきびしくと、よいところもあるなと思い、そこは真似したいなと思いました。だからこの本は大好きです。
本のタイトル: 少年探偵⑦ 怪人二十面相
東京中の町という町では、二人以上の人が顔を合わせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするようにうわさをしているほど有名な盗賊、「怪人二十面相」。二十の顔を持つと言われる二十面相と、戦うことができるのは、名探偵「明智小五郎」と助手の「小林芳雄」ただ二人。力と力、智恵と智恵で、神変不可思議の海賊と火花を散らす、探偵VS怪賊。勝負の行方は…。
勇気のある名探偵と二十の顔を持つ怪人のくりひろげる大闘争は、スリルがあって、とてもおもしろい。智恵と智恵で勝負するこの戦いは、推理が好きなわたしにはたまらない。ドキドキもし、ハラハラもし、わくわくもしながらいろんな気持ちで読み、頭の中で物事をぐるぐる回しながら読むこの本は、ただ読んでいるだけではなく、自分が明智小五郎にでもなったかのように推理して読んでいる、ということが、読みながらはっきりと分かる。きっと読んだら止まらなくなるはずだ。